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March 27, 2005

支えが必要なものたち

endo_te

暑さ寒さも彼岸まで、を実証するかのようなポカポカ陽気。
冬の間はあまりやることがなかったのだが、そろそろ春に向けて色々な野良ワークが必要になってくる。

まずやらなくてはいけないのが、ここで蒔いておいたスナックエンドウ等のツル性の作物への支柱立て。適当な間隔で棒を立てていき、交差させたポイントを麻縄で縛って止める。スズランテープでもいいのだが、自然素材なら支柱を撤去するときにゴミを拾わなくても勝手に土に還っていくので、わたしのような面倒くさがりにはピッタリである。このままだと風が強いときに倒れてしまうので、補強のためナナメにも棒をいれておく。

endo_te2

あとは裏山で採って葉を落としておいた笹を、間に刺していく。これ用のネットも売っているようだが、昔からみんなこれでやっているようなので、真似しておこう。あとは放っておけば、笹の小枝を伝って上まで伸びてくれると思う。

あとはひたすら剪定。やらなくちゃなぁと思っていたブドウや梅の枝の整理を。
それにしても、ブドウの剪定は難しい。完全にセンスがものをいう世界みたいだ。一番イケてそうなものを見極め、あとはざっくり詰めていくという、まさに選択と集中。やればやるほど、他もいじりたくなってくる。小品盆栽などは全容が明らかなので剪定のバランスはとりやすいのだが、相手が一目で全体が見られない大きなものとなると、なかなか難しいものだ。

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March 25, 2005

雑誌の批評は、グラム単価で。

dacapo ふと本屋を流していたら『ダカーポ 557号』に気になる記事を発見。

「重さ800グラム以上」の女性誌研究

女性誌ウォッチャーとしては、これを見逃す訳にはいかない。そうでなくても「800グラム以上」という切り口の鮮やかさを前にして、スルーすることはできない。ということで、すごく久しぶりに購入してみる。

最近、女性誌が「重い」らしい。最新刊を測ってみると800グラム以上が30誌あり、2004年で一番重いものはなんと2キロ(!)もあったそうな(『25ans』2004/11)。現代の日本女性のすべての欲望がここに凝縮され、重さに現れているというのがダカーポの考察である。

2キロ弱で780円というのは、相当お得感に満ちている。当然、広告・記事稿だらけだろうが、そもそもが欲望を喚起させるためのメディアであり読者もそれを求めているため、あまり問題にはならないだろう。それに比べると、男性誌のグラム単価は内容に比べると全然高い(UOMO最新刊は860gで780円であった)。競合が少ないせいか、男の欲望というものは肉欲以外に関しては少ないのか、まぁそんなところであろう。

P69に「女の欲望言葉ランキング」と題して、短縮造語などの女性誌言葉に満ちた見出しをピックアップしており、これが秀逸。

『VERY』(2004/08) 帽子&靴がポイントでした。”1等賞”の運動会スタイル。

子供の運動会にきていくファッションを提案。驚くべきは、子供が運動会で活躍するよりも、観覧する父兄(ライバル)の中で自分がどうすれば一番輝くかを優先する貪欲な目立とう精神。子供のハレ舞台・運動会で1等賞を目指す本末転倒。

「○○ちゃんのママ、キレイ!」と言われたいミセスのドロドロした欲望を、「運動会」「1等賞」という可愛さあふれる言葉で美化するという、高等テクニック。恐るべし。

このようなエンタメ実用誌においては、ことさら「グラム単価」を意識してみるのも面白いかもしれない。現段階での傾向としては、

欲望の深さ・貪欲さは、グラム単価に反比例する。

と言えるのではなかろうか。これからも、継続してウォッチをつづけよう。

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March 22, 2005

野菜はうまい。

steamed_cabbage 春キャベツと見せかけて、実はまだ冬キャベツ…

いつのころからか、食卓における「肉:野菜比率」が野菜の方向に傾くこととなった。

おそらくは一人暮らしの途中からだと記憶しているが、あまりに松屋ばかり食べていることに体が危機感を覚え始めたのが発端だったと思う。元来あっさりしたものを好み、肉といっても鶏肉が一番好きという有様だったので、それほど肉食ではなかったようだ。

野菜は新鮮なものをよく味わってみると、その深い滋味や甘さにやられてしまう。イタリアンならばバーニャカウダが良いだろうし、和食であれば煮物・炊き物も良いだろう。わたしとしては、やはりシンプルに「蒸す」ことをおすすめしたい。料理というのも憚れるが、野菜をそのまま鍋で蒸す。それだけなので良くも悪くも素材の味が出てしまうが、一番おいしく味わえる調理法の一つだと思う。

かの有名な「エバラの法則」によると「にく・にく・やさい・にく・やさい」、つまり「肉:野菜=3:2」という比率である。しかし、ここは一つ「2:3」、つまり「にく・やさい・にく・やさい・やさい」くらいにしておきたいものである。

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March 21, 2005

マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ

mariage_de_farine それぞれが可愛い感じに、小さめにまとめられている。

駒沢公園を借景にしてしまった、長谷工が社運をかけたビッグプロジェクト。それが「深沢ハウス」。この一角に1月末にオープンしたカリスマ辻口氏のパン屋さんが、「マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ」である。

辻口博啓氏と言えば「モンサンクレール」を始め、「自由が丘ロール屋」や「ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ」など行列のできるお店を次々と仕掛けた人。今回はこのパン屋さんとその並びにバームクーヘンとジャムの専門店「コンフィチュール・アッシュ」も立て続けにオープンさせた。

「贈り物にできるパンを」というコンセプトに沿い、どれも小ぶりで可愛らしいサイズ(もちろん例のごとく、お値段はあまり可愛らしくはない)。種類がかなりあるので、いろんなものをちょこちょこ食べたい向きにはうれしいかも。などといって調子に乗ると、先の写真のような「満載」状態になるので注意。

オススメは野菜が沢山のった総菜パン。バゲットにチーズ(ブリー)のみを挟んだものも、おいしかった。ただし、バゲットに関しては近くに「ベッカライ ブロートハイム」という泣く子も黙る名店があるため、さすがに厳しい(個人的にはここ以上のものは未だにない)。

今日はコンフィチュールは買わなかったのだが、見た目は相当においしそうだったので、今度試してみることにする。

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March 12, 2005

親知らずを抜く

kurt 痛みが治まらず寝込んでいるわたしを、心配する(?)カート。

先日の夜、以前より腫れたり痛んだりを繰り返していた親知らずを抜いた。これが3本目であるが、何度経験しても慣れることがない、現代の苦行である。前に抜いたのが6年前なので、術後どういう感じだったか等すっかり忘れていたのだが、まさかこれほど痛みが続くとは思わなかった。

そもそも、半分は埋没した状態でかつ斜めに生えているため、簡単に済むとは思ってなかった。だからこそ、何もない週末を前にした、この金曜の夜に予約をしたのだ。

そして、それは正解だった(残念ながら…)。

今日はプリンか豆腐しか食べられない。。。

直ったら、煎餅と熱い番茶、さぬきうどんと天ぷら盛り合わせ。真っ先に食べにいくぞ。

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March 08, 2005

宅急便とお茶目なシール

strawberry_yamato

今日の朝、実家からいちごが送られてきた。どこかの姫ではないけれども、わたしもいちごは大好きである。

今日はさらにこのステッカーにやられた。クロネコヤマト純正の「いちごシール」である。

「ワレモノ」や「天地無用」は定番であるが、いちご専用の「取り扱い注意シール」が存在するとは思わなかった。「ていねいに!!」とびっくりマークを2つもつけて、また誰にでもわかるようにひらがなで、声高に主張している。全体としてのデザインのまとまりも、すばらしい。

クロネコヤマト、侮れず。

ひょっとすると「メロン | すごくていねいに!!」とか「たまご | おそるおそる!!」とかいうヴァージョンがあるのかな。などと考えると、とても楽しい。

ちなみにコレ、送り主(母)が頼んだり張ったりしたものではなく、受付後に張られたものらしい。

受付員A:「おぉ、イチゴかぁ。これは気をつけないといけないぞ。(ぺたぺた)」
配達員B:「そういやイチゴの季節だなぁ。(そろりそろり)」

というやりとりがあったかどうかは知らないが、なんか微笑ましい。
大切に運んでもらって、よかったね(笑)。

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March 06, 2005

瀧口修造:夢の漂流物

takiguchi_art シュルレアリズム(超現実主義)を日本にいち早く紹介した、瀧口修造。東京では初となる、彼の蒐集品を集めた展示会が世田谷美術館で行われている。

 日本のコンテンポラリー・アートの縮図とも言える、数々の交流の物語る品々。それにしても、すごいヴォリュームがあってすべて見てまわるだけでも、相当疲労する。というのも、それぞれの作品が投げかけてくる「力」に、それぞれ真剣に向き合っていくためには、こちら側にもそれ相応の「集中力」が求められるからである。もし見に行く人がいたら、結構気合いを入れていった方がよいと思う(わたしはフラ〜っといったため、不意打ちを食らった感じ)。

 元々コンテンポラリー・アート、特にダダイズム、シュルレアリズムの系譜にあたるものは好きなのだが、今回の展示会を見て再度アートについて考えることとなった。帰りがけに『シュルレアリスムとは何か』アンドレ・ブルトン(著)を買い、休日の間に一回目を読み終わる(わたしは同じ本を概ね三回読む。一ヶ月くらいの間に)。

 この流れでいくと「マルセル・デュシャンと20世紀美術」(横浜美術館)も行っておきたい。それよりも、終わらないうちに「アーキラボ」(森美術館)にも行かなくては。一番行きやすいものほど、行くのを忘れてしまいそうだ。。

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March 02, 2005

プロ用。または専用。

 わたしは「業務用」や「プロ用」という言葉に弱い。それ専用に仕立て上げられたと言わんとするような、用の美がたまらなくイイ。しかしながら、それが「ニッチ」なマーケットの品々であったとすると、用の美の「用」の部分が理解できなさすぎて、不思議な気持ちになる。

 左の力強いフォルムを持つプロダクトは、「墨磨職人」という墨すり機である。もちろん(当然)、わたしのような素人にとっては、一体なぜこんなものが必要なのか、皆目見当がつかない。サイトの紹介文によると「この墨すり機の最大の特長は微粒子の磨墨液が短時間で得られる点」らしいが、それはまぁ機械というのはそういうものであるし、想像通りではある。(磨墨液、という専門用語には少しグッとくる)

 サイトをスクロールしていくと、様々なヴァリエーションのメカが紹介されている。その最後の方に、非常に納得のいく説明文があったので、転載しておく。

墨を手ですりながら墨の香りを感じ、心を落ち着かせ書作品制作を沈思黙考するのが本来の姿かもしれません。しかしながら、作品の大型化、展覧会の出品機会の増加等、時間的にもなかなか手磨りするのも容易ではないと思います。そんな時手軽な墨液を使いたいところですが、「墨色・書き味等、いくら上質の液体を使っても固形墨の粋には及ばない。」とお考えの方にはオススメできる商品です。

なるほど、そういうニーズがあるのか。蛇の道は蛇、なのだろうな。

ちなみにタイトルを見た瞬間に「シャア専用」と心の中でつぶやいた諸君。あとで職員室にくるように(笑)。

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